言語のリズム

英語ができるようになりたいと考えている人は、ネイティブスピーカーのようにきれいな発音で流暢な英会話をすることを目標にするのではないでしょうか。しかし、発音だけがいくらうまくなったとしてもネイティブスピーカーには伝わりづらいでしょう。


突然ですが、外国人が外国語を話している時、内容を理解できなくても何語を話しているかわかることがありませんか?テレビのニュースや映画の中で、何を言っているかはわからなくとも、それが韓国語であったり、フランス語であったりということは何となくわかるのではないでしょうか。よくよく考えてみると不思議なことですよね。内容は理解できないのにどの国の言語かは識別できるのですから。


この現象には、それぞれの言語のリズムが関係していると考えられているそうです。音楽のリズムと似ていて、演歌には演歌の、ジャズにはジャズの、クラシックにはクラシックのリズムがあるように、各国の言語にも特徴的なリズムがあるというのです。知らない国の言語を識別できるのは、この言語のリズムを聞き分けているということです。


つまり、たとえ正しい英語の文法や発音を身につけたとしても、日本語のリズムではなく英語のリズムで話せなければ、ネイティブスピーカーのようにはならないでしょう。これを意識せずに学習していては、なかなか流暢な英会話をすることができないと思います。逆に言うと、リズムを学べば、流暢な英会話に近づけるということです。