視覚を活用する

リスニングを鍛えることは、聴覚を鍛えるのと同じように考えている人は多いと思います。しかし、大事なことはこれだけではありません。目から入る情報、つまり視覚も大事なのです。


人間は目から得られる情報を重視して生活しています。家に帰る時に周囲の音が聞こえないほど大音量で音楽を聴いていたとしても、正しい駅で降りて家まで歩いて帰ることができると思います。しかし、視覚を遮断してしまったらどうなるでしょうか。音が聞こえていても、目が聞こえなければ電車の乗り降りさえ難しくなるのではないでしょうか。


英会話のリスニング力を磨くためには目からの情報も活用するべきだと思います。英語教材や英会話スクールで、視覚情報を重要視しているものはほとんどないでしょう。視覚情報を活用した勉強方法とは「見ながら聞くこと」です。


知らない国の言語の単語だけをひたすら聞き続けたとしたら、リスニング力は上がるでしょうか?知っている単語の数は増えると思いますが、その意味は理解できないでしょう。しかし、ここに目からの情報が加わったらどうなるでしょうか?単語を聞きながら、それが何を表しているのか目で見て理解するということです。この方法であれば、全く知識のない言語でも少しずつ覚えていけるのではないかと思います。


現在、主流となっているリスニング学習は、視覚情報なしで英語をひたすら聞き続けるようなものです。そして、それが最善の方法であるかのように考えられているのです。